母もずっと藤枝生まれの藤枝育ちで、都会出の嫁さんに、取れたてのタケノコを差し出し、
母「うらっぽはみそ汁に入れてね」と言った。ところが嫁さん、何度言っても根っこの方の
堅いところをみそ汁に。
母の言うことに、何で言うこと聞かん(聞かない)のかと思い、思い切って聞いたら、嫁さん
その「うらっぽ」が解らず、てっきり「うら」だから底の方かと思ったそうな。 でも、その嫁さんも
いまでは、ちょいちょいおもいろい藤枝弁でるとか。
どうやら天井裏を見てもらうため、板金屋さんと話しているらしい。
「のたくっていきゃぁ いいじゃんか」 相手 ??? 。そう、「這っていけば...」のことなんです。
相手の人とは住むところ10kmしか離れてませんが、年が15位若いかしらねぇ。
ぜんぜん通じない様子でした。主人、標準語使ってるつもり かな。
引っ越して間もない頃、近所のおばさんから「みるいけいが(みるいけれど)、くれてやるよ」と野菜を渡された。
「みるい」???意味がわからず、しばらくテーブルに置いて見つめていたそうな。
「みるい」は若いとでも言いましょうか。
それはそれで、また、その「くれてやる」がなんとも人を馬鹿にしたように聞こえるんだって。
このあたりでは、親しみを込めて「あげるよ」って使うんだけどねぇ。どうもこの「くれてやる」は
いつまでも慣れないそうです。「〜けいが」は「〜けれど」の意で使うんですよ。
もうひとつ。運動会の当日、近所の人に「あんた今日とぶ?」 飛ぶ?跳ぶ? そうです、
走るって意味なんです。 聞いたときはそれはもうびっくりしたんだって。
わたし、つい最近まで「やくたいもない」は方言とばかり思ってました。
「焼く鯛もない」 と こう書くもんだとも。なんせ発音ときたら
やくてぃゃーもにゃぁ ですから。 辞書ひいてみて!一発変換だから。
(答 益体もない)
蠅 灰 両方とも「ひゃぁ」と言いますし、大きいは「いきゃぁ」となり、
かなり名古屋の「えびふりゃぁ」に近いところがあります。
| 赤 | = | あきゃぁ | |||||||
| 青 | = | あうぇー | |||||||
| 白 | = | しれー | |||||||
| 黒 | = | くれー | |||||||
| 黄色 | = | きいにゃぁ |
藤枝は「ふぜーだ」、焼津は「やーず」静岡は「しぞーか」と聞こえます。
ちんたんこめ = めだか
ごーにゃぁ = カワニナ(蛍の餌)
藤枝には 猫 がたくさんいるといわれます。
〜じぁにゃぁ
無い 〜じゃないですか? の場所で使うんです。